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賛美歌 214 北のはてなる

 

 1 

北のはてなる  こおりの山、

てる日にやくる まさごの原、

叫びともむる  声ぞひびく、

「迷いのくさり 解き放て」と。

 

 3 

上なき知恵に  てらされたる

我らはいかで  このひかりを、

暗きにまよう  世の民らに

てらさで隠し  秘めおくべき。

     

 2 

めぐみの露は  草木にすら

ゆたかにかかり、天つさかえ

野にも山にも  みちわたるを、

などか人のみ  罪に染みし。

 

 4 

大君イエスの  み代をしらす

時のくるまで  いよよ励み、

救いのひかり  たかくかかげ、

あまねく照らせ、四方の国に。