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賛美歌 493 つみの淵におちいりて

 

 1 

つみの淵におちいりて

しずみゆくひとびとに、

たすけ舟を漕ぎよせよ、

  雨の日も風の夜も。   

ひとりだにもほろぶるは

みむねならじ、たすけよ。

 

 3 

なやむもののなみだより

なおふかきなげきをば、

わが主イエスはなしたもう、

つたえずや、このみむね。

ひとりだにもほろぶるは

みむねならじ、たすけよ。

 

     

 2 

そむき去りし子をしのび、

夜もいねぬ母のごと、

父のかみは待ちたもう、

ただ悔いてかえれよと。

ひとりだにもほろぶるは

みむねならじ、たすけよ。

 

 

 4 

なさけ知らぬつみびとの

こころにもやどるなり、

母のおもい、かみの愛、

ここにこそすくいあれ。

ひとりだにもほろぶるは

みむねならじ、たすけよ。