1 実れる田の面は 見わたす限り、 穂波のたちつつ 日陰ににおう。 (おりかえし) 垂穂は色づき 敏鎌を待てり、 いざいざ刈らずや、時すぎねまに。 |
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かりいれ豊かに、かりては乏し、 いそしむ僕を 主よ、増し給え。 垂穂は色づき 敏鎌を待てり、 いざいざ刈らずや、時すぎねまに。 |
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2 しののめと共に とく起出でて、 暮果つるまでも 刈らしめ給え。 垂穂は色づき 敏鎌を待てり、 いざいざ刈らずや、時すぎねまに。
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4 かりいれ終えなば、あまつ御倉に おさめて祝いの 筵にはべらん。 垂穂は色づき 敏鎌を待てり、 いざいざ刈らずや、時すぎねまに。
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