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賛美歌 528番 かみの秘めたもう

 

 1 

 かみの秘めたもう ところにかくれ、

  みたすけうくるは いかにたのしき。

  あくまのたくみも 世のわずらいも

  知らずして過ぐる 身のうれしさよ。

 

 3 

 つつまでささぐる わがいのりをも、

  しのびて聞きつつ なぐさめたもう、

  あやまつときには おしえをたれて

  飢えたるこころに ちからをたまう。

     
 2 

  わが霊はつかれ  かわけるときに、

  みつばさのかげの いずみを汲みて、

  しずかにやすらい きみとかたらう

  そのよろこびこそ たぐいもあらね。

 

 4 

さだめなき雲の  うき世をすてて

 かみのひめたもう ところにゆけば、

  めぐみの御顔の  ただあおがれて、

  とうときみすがた うつるもうれし。