1 かみの秘めたもう ところにかくれ、 みたすけうくるは いかにたのしき。 あくまのたくみも 世のわずらいも 知らずして過ぐる 身のうれしさよ。 |
3 つつまでささぐる わがいのりをも、 しのびて聞きつつ なぐさめたもう、 あやまつときには おしえをたれて 飢えたるこころに ちからをたまう。 |
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2
わが霊はつかれ かわけるときに、 みつばさのかげの いずみを汲みて、 しずかにやすらい きみとかたらう そのよろこびこそ たぐいもあらね。 |
4 さだめなき雲の うき世をすてて かみのひめたもう ところにゆけば、 めぐみの御顔の ただあおがれて、 とうときみすがた うつるもうれし。 |