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賛美歌 98 あめにはさかえ

 

 1.

「あめにはさかえ  みかみにあれや、   

つちにはやすき  人にあれや」と、   

みつかいたちの  たたうる歌を  

 ききてもろびと  共によろこび、   

今ぞうまれし   君をたたえよ。

 

 2.

さだめたまいし  救いのときに、   

かみのみくらを  はなれて降り、  

 いやしき賎の   処女にやどり、   

世びとのなかに  住むべき為に、  

いまぞ生れし   君をたたえよ。

     

 

 

 

 3.

あさ日のごとく  かがやき昇り、

みひかりをもて  暗きを照らし、

つちよりいでし  人を活かしめ、

いまぞ生れし   君をたたえよ。